共産党の中山和行滋賀県議は25日、県議会本会議で自身が陸上自衛隊の訓練について「人殺しの訓練」と発言したことについて謝罪した。「不適切な発言であったことを反省し、 自衛隊家族会、自衛隊員、関係者の皆さまに深くおわびいたします。申し訳ありませんでした」と述べた。 https://www.sankei.com/article/20250425-DGMBUQPVLNH4DASRJOI55ZG4HQ/ 中山氏は3月19日の県議会本会議で、昨年7月に陸自饗庭野(あいばの)演習場(同県高島市)で行われた日米共同訓練について「まさに人殺しの訓練」と表現し、 「人殺しのための訓練をやめることは住民、自衛隊員の命を守ることにつながる」と語っていた。 発言を巡っては県自衛隊家族会が今月15日、県議会議長に抗議の申し入れ書を提出。共産党県議団(2人)の節木三千代代表は18日の県議会議会運営委員会で 「不適切な発言だった」と謝罪した。ただ、議事録に残らない形でもあり、今回本会議場での謝罪に至った。 中山氏の発言については共産党の小池晃書記局長も21日の記者会見で「不適切な発言」との認識を示していた。